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在宅診療について

自宅で受けられる安心の医療

当クリニックでは、寝たきりや難病、障害や認知症などのために、通院が困難な患者さんを対象に、ご自宅に医師が訪問し、診察や治療を行なう「訪問診療」を行っています。

訪問診療は、通院、入院と並ぶ、もう一つの治療の選択肢です。

診療内容

在宅療養を希望していても、実際に在宅でどのような医療が受けられるか、分からずに心配な方も多いと思います。

基本的には
「病院の病室で行えることは在宅でも出来て、
 病室を出ないと行えないことは、在宅でも出来ない」
と考えてください。

例えば…診察や採血、検尿等の検体検査、注射や点滴などは簡単に出来ますし、床ずれなどの処置や胃ろう、腎ろう、膀胱留置カテーテルなどの処置管理、在宅酸素療法に在宅人工呼吸器療法などの管理も可能です。


当クリニックの在宅医療における、可能な診療内容

通常の訪問診療 血圧・脈拍・経皮酸素飽和度(SpO2)測定、問診、診察、介護状況把握
検査 採血、採尿は訪間診療に同行する看護師や訪間看護ステーションの看護師が行います。
平成26年からポータブルエコー装置の導入で、超音波検査が可能になりました。また平成29年からは、ポータブルX線装置の導入でX線撮影や骨塩定量が可能になりました。
より詳細なX線、超音波検査が必要な場合は、当クリニックにて行います。
注射、点滴 注射、点滴は主に訪問看護ステーションの看護師が訪問して行います。
IVH接続、CVポート穿刺も可能です。
シリンジポンプ、ペインブロッカーポンプ、在宅用輸液ポンプ(カフティーポンプ)の使用も可能です。
処置 褥創処置、局麻下膿瘍切開ドレナージ、創縫合等の簡単な外科的処置は在宅でも可能です。
留置カテーテル、ストマ、PEG,気管切開孔の管理等は訪問看護師が行います。
在宅酸素療法、在宅レスピレーター管理も行っています。
褥創については主にラップ療法を中心に治療しており必要に応じて入院治療もしています。
PEG増設は連携医療機関に依頼しています。
緩和療法
a.鎮痛
医療用麻薬(オキシコンチン、オキファスト、各種モルヒネ製剤、フェントステープ等)を含む各種鎮痛剤、鎮痛補助薬の使用、持続硬膜外カテーテルの管理、ペインブロッカーポンプ等による持続皮下注等を病状に応じて行います。
隣接する調剤薬局は在宅での麻薬管理に協力的で任意の濃度のモルヒネ座薬作成も可能です。
骨転移等放射線療法が適応と思われる場合は、紹介元病院や旭川医大放射線科にコンサルトして行います。専門的な麻酔科的療法が適応と思われる場合は、同様に麻酔科にコンサルトして行います。
b.鎮静
臨死期において患者様、ご家族のご希望があれば、インフォームドコンセントを得た上で鎮静を行うことがあります。最近は主にドルミカムの持続皮下注を行っています。

訪問診療の診療費について

在宅医療は外来診療扱いとなり、健康保険が適用になります。
2014年4月の診療報酬改定では自己負担はおおよそ下記のようになります。
患者様の状態や訪問回数などで記載内容と異なる可能性があります。

ご自宅で療養されている方の場合 1か月あたり約7,000円※1
施設で療養されている方の場合 1か月あたり約1,000円から7,000円※1※2

※1 1割負担/月2回の訪問診療・処方箋の発行をうけた場合
※2 施設の種類(区分)や診察方法(集団診療または個別診療)により異なります。

  • ※初診月は上記と異なります。
  • ※医師の訪問回数が増える場合、1回につき840円加算されます。
  • ※検査や処置、電話相談(電話再診)、往診などを行う場合、別途費用が加算されます。
  • 生活保護世帯の方は自己負担はありません。
  • ※院外処方となりますので、薬剤費は別途必要となります。(外来通院と同じです)
  • 介護保険利用の方は、居宅療養管理指導が必要となります。(月580円)が必要となります。

訪問範囲

在宅診療を行っている範囲は、旭川市内および近郊(東神楽町、東川町など)で当クリニックより車で15分圏内を目安と考えております。
これは、緊急時の訪問対応を考慮にしての範囲ですが、状況によってはより遠くでも対応しますので、一度ご相談ください。

在宅診療を受けるには

「寝たきりや難病、障害、認知症になってしまったが、
 出来れば入院しないで自宅で過ごしたい」

そんな希望などがありましたら、まずはクリニックまでご相談ください。

患者さんの病状やご家族の介護状況、ご自宅の状況を伺い、患者さんの病状に応じて訪問診療のほか、訪問介護や通所リハビリ、訪問リハビリ、訪問服薬指導などの在宅医療を提供いたします。
また、介護サポートも必要で、介護保険が使える場合は、ケアマネージャーを通じて、ヘルパーや福祉用具貸与、ショートステイ、訪問入浴サービス、住宅改修などの介護サービスの手配を行います。もし介護保険が適応にならない場合でも、その他の制度や社会資源が利用できないかを検討いたします。